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住宅ローンを返済できなくなったら任意売却で解決しましょう

一戸建てやマンションなどの住宅ローンを返済できなくなったときには、任意売却を行うという解決方法があります。 任意売却とは今の持ち家を早めに手放してしまうことで、できるだけ高額で売却し生活再建を図るという方法です。

任意売却は金融、不動産関係のやり取りを全て代行してくれます

任意売却の手続きは自分で行うこともできますが、専門家に依頼したほうが有利な条件でスムーズに手続きを進めることが可能です。 任意売却の専門家には住宅ローンアドバイザーと売却専門の不動産業者、弁護士がいます。自宅はまだ売却したくないが、どうしてもローンの返済が厳しいという場合は住宅ローンアドバイザーに相談してみましょう。とにかく早く自宅を売却してローンの支払いを終わらせたいという人は、売却専門の不動産業者に相談するとよいでしょう。 住宅ローンのほかに複数の借り入れがあり、それらもすべて整理して自己破産したいというときは弁護士に相談してみましょう。ただ、不動産などの特別な資産がない場合は任意売却もしくは自己破産するしか方法は残されていないことがほとんどです。 専門家と相談をしてやはり任意売却をすべきという結論に至ったら具体的な手続きを行います。 専門家に手続きを任せる場合、まず専門家に現在抱えているローンの返済の状態を確認してもらった上で希望や要望を彼らに伝え、手続きをしてもらいます。専門家は金融機関などの債権者や売却した住宅の購入者との交渉を行い、合意を取りつけてくれます。任意売却に基づく決済は債務者の引っ越しが済んだあとに行われ、代金は債権者から支払われます。

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再スタートを望むなら早めに任意売却の決断をしましょう!

メリット

任意売却には、競売と比べて大きなメリットが2つあります。 1つ目は任意売却の物件の売却価格は競売の時に比べてかなり高くなることです。 競売では、任意売却の6割から8割という安値でしか物件を売却することができません。しかも任意売却をした場合競売にはない特典もつきます。任意売却の場合、交渉がうまくいけば物件から立ち退きの際の引っ越しの費用や、引っ越してからの当座の生活にかかる費用まで負担してもらえることもあります。 2つ目は、物件を売却した人のプライバシーが守れることです。 物件が競売にかけられてしまいますと、その情報はインターネットの不動産サイトや新聞などに掲載されてしまいますので、それに伴い、不動産会社や裁判所が物件の近所の人から聞き取り調査を行うことになります。このため、いやでも近所の人たちに競売にかけられたことが分かってしまいます。その上、競売にかけられた物件には登記簿謄本にも競売と記載されます。また競売の場合は残ったローンをどうするかについて自分で債権者と交渉しなければなりませんが、任意売却の場合は専門家に依頼すれば債権者との交渉を有利に進められます。

デメリット

一方、任意売却にもデメリットが2つあります。 第1のデメリットはブラックリストに掲載されてしまうことです。 ブラックリストに掲載されてしまいますと、数年間はクレジットカードを利用したり、ローンを組むことができなくなります。 第2のデメリットは、連帯保証人に迷惑がかかる可能性があることです。 親戚などが連帯保証人となっている場合は、任意売却の手続きをすることに同意してもらわなければなりません。しかし早めに専門家に相談していれば迷惑をかけることなく任意売却することができます。

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