離婚成立前に専門家へ相談するのが最善

任意売却をする時に注意点があります。例えば、離婚した妻が連帯保証人になっていたという場合です。離婚をしても、連帯保証が無くなることはありません。このことを知らない人が多いので、離婚後に何かとトラブルになってしまうことがあります。
円満離婚であれば離婚後も連絡先を教え合い、定期的に近況報告をすることもあるかもしれません。そういう関係なら元妻が連帯保証人であっても問題はないのですが、連絡が取れないような間柄となってしまった場合には大変です。と言うのも、任意売却をする際、連帯保証人がいるのなら連帯保証人の同意がないと任意売却ができないからです。任意売却をするのなら連帯保証人の同意が必ず必要になります。
別れた元結婚相手に迷惑をかけないようにするためにも、離婚成立前に売却をしてしまうか、できるだけ早期に任意売却の専門家に間に入ってもらい調整することが大事です。 連帯保証人の面倒な問題を残すと、新しい生活にはいることの重しになってしまいます。お互いにきちんとお別れできるようにするためにも、第三者である任意売却の専門家に入ってもらうことをおすすめします。
元結婚相手側からしてみても、連帯保証人となっているだけで何かと迷惑を被ってしまいます。その家に現在、住んでいなくても連帯保証人という立場は消えないのです。 双方が円満に離婚するためには、離婚前に連帯保証人の問題を解決しましょう。もしすでに離婚が成立してしまっている場合は早めに専門家へ相談しましょう。