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任意売却のデメリット

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任意売却のデメリット

「任意売却」は債務整理する方法でも有効だと述べましたが、もちろんデメリットもあります。しかしいずれも、適切な対応をすることで十分に軽減可能です。
以下のページで注意すべきポイントをご説明しますので、しっかりと把握したうえで現状確認・相談によって解決していきましょう。

ローン滞納3か月で信用情報機関に掲載の可能性

信用情報機関は、借入する人々の返済状況を把握し、適切な支払いを管理する機関です。
もし支払いや債務返済に遅延が長引いてしまうと、金融機関から信用情報機関のデータベースに「事故情報(ブラックリスト)に掲載」され、新たな借り入れやクレジットカードの利用が難しくなるケースもあり得ます。
任意売却に限った話ではありませんが、相談者様の信用を損ねてしまう事態になりかねませんので、任意売却にかかるリスクやトラブルは相談のなかで解消していきましょう。

不動産の任意売却には“連帯保証人の同意”が必要

任意売却をするには連帯保証人から”任意売却に対する同意があること”が必要となります。
もしも任意売却を行いたい時に連帯保証人との確認が取れない(依頼したが同意が得られない)場合は、任意売却を進める事が難しくなってしまいます。ご相談者様が任意売却によって少しでも生活再建できる道筋があるならば、連帯保証人に対して分かりやすくご説明し、納得いただけるような任意売却業者を選ぶ事をオススメします。

希望金額と債務額によっては結論を出ないケースもある

任意売却は市場価格に近い額で販売・交渉が進みますが、残債額と市場価格との開きが大きい場合は金融機関から任意売却を同意されないケースもあります。このため、交渉が長引くこともあります。
任意売却は、時間が多いだけ有効な交渉が出来るので、早めのご相談をいただくのがお薦めです。

悪徳任意売却業者

任意売却を依頼するにあたり、様々な不動産会社があり、中には悪徳・悪質会社もありますので気をつけてください。

(1)「引越費用100万円出します」

引越費用は、債権者との交渉と承諾が必要なため、引越費用100万円出すことなど債権者は認めてくれません。

(2)「情報サイトに登録しないで買取業者に安く売る。」

不動産流通サイト「レインズ」に登録せず、債権者には「売れないから価格を下げてほしい」と何度も交渉し、最終的に買取業者や自社で購入する不動産会社もあります。 この事はよく私に相談が届きます。レインズに登録されているか確認が必要です。
レインズ:https://www.reins.or.jp/

(3)良い事しか言わない、リスクなど説明してくれない

任意売却終了後、残債は払わなくて良い、債権会社に移行するから大丈夫、残債を圧縮出来るなど、実際とは異なることを言う不動産会社もいるようです。
トラブルには気をつけて、1社だけで任意売却を決めず、複数の任意売却業者に相談しましょう

競売のリスク・危険性

任意売却を依頼しても、必ずしも成約・成功するとは限りません。
また、任意売却期間として猶予を設け、その期間内に買い手が見つからない場合、競売の申立をする債権者もあります。
任意売却に債権者が承諾する価格で買い手がつくようしっかり販売をしてくれる業者選びやなかなか買い手がつかない場合には債権者とよく交渉をし、金額の引き下げなど行ってくれる業者を選ぶことが成約の可能性を高めます。

任意売却での協力(内覧協力、契約・決済での立会い)

任意売却するにあたり、内覧協力、契約・決済の立会が必要となります。
購入する買主は、一般の個人の方が多いので、購入希望者が室内の内覧に数組来ることが考えられます。
また契約・決済などにお時間が取られてしまうのでお時間の確保と協力が求められます。

まとめ

任意売却は、通常の不動産売買に加えて「専門的な法律知識・経験」が必要になるため、取引成立までのプロセスがとても複雑になりやすいのです。

長引くほど精神的負担や多くの対応に追われることは少なくありません。
さらに現状では「任意売却に関するガイドライン」は存在しないために、一部では経験不足な業者や法外な仲介手数料を請求する悪徳業者が混在していることは否定できませんが、しっかりとした業者を選ぶことでデメリットやリスクを限りなく小さいものにしていくことが出来ます。

私がオススメする任意売却業者10社をご紹介します。
「任意売却オススメ10社」のページでご自身の状況に合った業者に相談してみると良いでしょう。