都心5区の新築M供給、中央区が約4割

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(株)マーキュリーは28日、東京都心エリア5区(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区)で、2017年に販売された新築マンション(対象住戸30平方メートル以上)の各種データのランキングを公表した。 同年に同エリアで販売された新築マンションは4,109戸だった。区別のランキングでは、1位が中央区(1,545戸)で、都心5区全体の約4割を占めた。2位は港区(860戸)、3位は渋谷区(663戸)だった。

 平均坪単価は485万円で、1位が港区(623万円)、2位が千代田区(548万円)、3位が渋谷区(516万円)となった。

 平均世帯年収は624万円で、千代田区(736万円)と港区(同)が同率1位となった。次いで中央区(677万円)、渋谷区(601万円)が続いた。

 港区はオフィス街があり、経済活動が活発なエリアであること、また、麻布や広尾といった高級住宅街があることから、平均世帯年収が都心5区の中で最も高かった。

 一方、新宿区は昼夜問わず賑わう文京地区としての一面もあるが、単身者や若年層が多く住んでいるため、坪単価および世帯年収は平均よりも低い結果となった。