新築戸建て、平均成約価格は3,514万円

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不動産情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社ネットワークにおける、2018年7月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録・成約価格データを公表した。 新築戸建ての登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,572万円(前月比0.5%上昇)と、3ヵ月ぶりのプラスに。前年同月比では4.6%上昇し、11ヵ月連続のプラスとなった。

 成約価格は3,514万円(同1.1%上昇)と再びプラスとなった。地域別では、東京23区が4,844万円(同2.6%上昇)、東京都下3,643万円(同5.6%下落)、神奈川県3,727万円(同2.2%上昇)、埼玉県3,127万円(同5.9%上昇)、千葉県2,807万円(同3.4%下落)。東京23区は、高額物件の多い城北・城西エリアの一部で成約増、価格上昇したことなどにより3ヵ月ぶりに上昇。また成約数トップの埼玉県では平均価格が大幅に上昇し、調査を開始した09年1月以来の過去最高額となった。

 登録価格指数は102.3(同0.6ポイント上昇)。成約価格指数は99.2(同1.0ポイント上昇)と再びプラスに。なお、埼玉県の成約価格指数は109.2ポイント(同6.1ポイント上昇)と首都圏で最も高くなっている。

 既存マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,742万円(同7.6%下落)と、再びマイナスに。前年同月比も0.1%下落し、1年ぶりにマイナスとなった。

 成約価格は2,692万円(同5.7%上昇)と4ヵ月ぶりのプラスに。地域別では、東京23区が3,641万円(同2.4%上昇)、東京都下2,402万円(同0.5%下落)、神奈川県2,364万円(同10.0%上昇)、埼玉県2,017万円(同7.5%上昇)、千葉県1,655万円(同5.4%上昇)。成約数トップの23区が価格水準の高い城南エリアで成約数が増加したことなどにより再びプラスとなったほか、成約の3割を占める神奈川県で横浜市の成約が増加し価格も上昇、川崎市も価格が上昇している。

 1戸当たりの価格指数は、登録物件が128.5(同10.6ポイント下降)。成約物件は135.1(同7.2ポイント上昇)と4ヵ月ぶりにプラスとなった。