定期借地権で交渉が難航①

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わたしが見たところ、Aさんの自宅は借地の保証金を含め、市場価格では2,900万円程度。1番抵当は完済、2番抵当にもまとまった返済が出来ますから、すんなり了解が得られる案件のはずでした。

ところが、問題発生。2番抵当の住宅金融専門会社が、「定期借地権の保証金1,000万円分を含めて融資したのはうちだ。住宅金融公庫は保証金には融資していないのだから、保証金が帰ってきたら全額うちに返済すべきだ」と主張してきたのです。