住宅ローンが変化に対応できない①

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 住宅ローンが絡むと「老後破産」の深刻度が増す理由としては、住宅ローンの特徴にあります。通常、住宅ローンは30年から35年という長期間にわたって、毎月多額の返済を続けて行くものです。一般的な元利均等返済の場合、返済初期は利息分の割合が大きく、「いつまでたっても借金が減らない」と感じるかと思います。
 この「長期間にわたって多額の返済義務がある」ということが、個人の生活を縛ることになります。収入が予定通りであれば問題とはなりませんが、何らかの理由で収入が減る、あるいは途絶えるようなことがあると、返済が困難になります。
 特にバブル期に組まれたローンは、ボーナス払いの金額が大きかったり、そもその無理な返済計画であったりと、返済についてトラブルが起きるケースが見受けられます。