≪「設計図書」のここだけはチェック≫
設計図書とはマンションを建てるのに必要な図面をまとめたものであり、マンションの管理室等に保管されています。
何十ページもあり分厚く、内容も素人にはわかりにくいものですが、設計図書は保管されていることが大事です。
耐震性を調べなおしたり、大規模修繕を行ったりする時に必要になります。
専門的なことはわからなくても、床スラブの厚さ、階高(床スラブ表面から上の階の床スラブ表面までの高さ。→天井高とは違う)、給排水管の配管方法や位置などを知ることができます。
≪コンクリートは「かぶり厚さ」に注目≫
耐久性を判断するうえで重要な目安となるのが「かぶり厚さ」です。
これは鉄筋を覆うコンクリートの厚みのことで、厚いほど内部の鉄筋がコンクリートに守られていて、長持ちします。
このようなことは広告やパンフレットにも出てきませんので、設計図でチェックするとよいでしょう。
古い建物でも、かぶりの厚さが充分にとられていれば、内部の鉄筋が錆びにくいということです。
≪杭打ちが支持層まで行われているか≫
地盤に応じた対策がきちんとされているかどうかは大変重要なポイントです。
マンションを支えている杭自体が地中深くの固い支持層まで届いていることが必要です。
ボーリング調査の結果や設計図書から、どのような杭打ちを行ったかということもわかります。
沼地など軟弱な地盤に建てられている場合は、特に要チェックです。
心配であれば建築士会などを通して専門家に見てもらうのがよいでしょう。
