遺留分とは②

遺留分侵害額請求

遺留分が侵害された場合の対応

遺言や生前贈与によって、遺留分が侵害された場合、相続人は「遺留分侵害額請求」という形で、侵害された遺留分に相当する金額を請求できます。

請求の流れ

  1. 侵害額の計算
    相続財産全体を基準に遺留分を算出し、侵害された額を計算します。
  2. 請求の意思表示
    遺留分を侵害している相手に対し、内容証明郵便などで請求の意思を伝えます。
  3. 話し合いによる解決
    当事者同士で合意に至れば、その内容に基づいて財産を分配します。
  4. 裁判所への申し立て(話し合いがまとまらない場合)
    家庭裁判所に調停を申し立てるか、訴訟を提起します。

請求期限

  • 遺留分侵害を知った日から1年以内
  • または、相続開始から10年以内
    これらの期間を過ぎると、遺留分侵害額請求はできなくなります。