「相続税の節税対策として農地を売却し、その資金で賃貸住宅を建てる」という方針は、評価の高い(または将来高くなり得る)資産を、評価の低い収益資産へ転換するという意味で、理論上は有効です。ただし、農地特有の税制・許認可・売却課税を正しく処理しないと、節税どころか税負担増になるリスクがあります。以下、実務的に整理します。
1. この対策の本質
資産転換の構図
- 農地
→(売却)→ 現金(評価100%)
→(建築)→ 賃貸住宅(評価圧縮)
狙い
- 相続税評価の圧縮
- 賃料収入による納税原資確保
- 農地管理・将来転用リスクの解消
