「相続税の節税対策として、現金を不動産に替え、自宅と新たな不動産を購入する」という手法は、相続税対策の王道の一つです。現金(評価100%)を、不動産(相続税評価が低い資産)へ転換することで、評価圧縮と納税対策を同時に実現できます。ただし、購入内容と配分を誤ると、二次相続で逆効果になるため注意が必要です。以下、実務的に整理します。
1. この対策の基本構造
評価の違い
- 現金:額面どおり 100%評価
- 不動産:
- 土地:路線価等(実勢の約70〜80%)
- 建物:固定資産税評価(実勢の約60〜70%)
➡ 同額でも課税評価額は大きく下がる
