≪間取より広さと水まわりの位置が重要≫
広告では3DKとか3LDKといった表示が目につきます。
最初の数字は個室の数、DKはダイニングキッチン、LDKはリビングダイニングキッチンを表しています。DKとLDKは厳密に区別されているわけではありません。
6~8畳くらいならDKで、それ以上の広さだとLDKといった違いです。
個室を1つなくして狭いDKを広くしてLDKにするといったことは後にリフォームでできるので、あまりこだわる必要はないかと思われます。
マンションの間仕切りは多くの場合、わりと自由に変更することができます。
≪将来の生活変化を考慮して広さを選ぼう≫
今は3部屋必要でも、子供の独立で将来は2室や1室で足りるケースも多いと思われます。
こうした生活変化を考慮して、間取りや広さを考えましょう。
たとえば近い将来、夫婦2人暮らしになることがわかっていれば、60㎡もあれば充分かもしれません。
狭くなればそれだけ価格も安くなるので、その分、より利便性の良い地域を選ぶこともできます。
部屋数が優先とうい場合は、日の当たらない「あんどん部屋」ができない間取りを選びましょう。
≪水まわりの位置は大きく移動できない≫
キッチン、浴室、洗面室、トイレを一括して水まわりといいますが、マンションでは、基本的に排水などの関係でこれらは大きく移動することができないことが多く、仮に移動できたとしても、そのためのに多くの費用がかかります。
ただキッチンを壁付けから対面スタイルに変更などは充分可能です。